アベノミクスで笑う株主の片隅で餓死する人々
安部政権の金融緩和政策による円安効果や株価上昇で笑うのは金持ちくらいだろう。アベノミクスのミラクルとは所詮金持ちの金持ちによる金持ちのための政策ではないか。
庶民にとっては光熱費や生活必需品の高騰、消費税増税は致命的だ。 一方国の借金は減るどころか増えるばかり、しかも自民党政権が長きに渡って残した負債である。身を削ると言いつつも議員数や歳費削減は上の空といったところだ。もう削る身も残ってはいない庶民から絞っても搾りきれず後世に莫大な負の遺産を残すことになるだけだ。
昨今賃金は減るばかり増えるのはサビ残だけという現実。それでも何とか生きていけるのならまだいいが、餓死するほど困窮している人たちを放置していることが許しがたい。
生活保護受給に対する厳しい規制やバッシングによって救済されるべき人たち子供たちは餓死している。
今日も生活弱者は困窮のあまり自死したり餓死していくのかと思うと経済先進国が聞いて呆れる。
企業の品格
経済活動のグローバル化は就職難を生み、非正規細切れ労働、過労死、サービス残業等残酷な言葉を作り出した。
製造業は海外の貧困国で労働力を搾取し、人間が対応するサービス業では非正規社員が細切れ労働を受け持っている状況だ。営業や事務職に関わらず正規社員でも過重労働に喘いでいるという。まるで会社で暮らしているくらい残業させながら当事者の効率を云々し、残業代を支払わないという所謂サービス残業をさせている企業が存在することに驚く!
今や労基法なんか無いも同然だ。効率主義を唱える会社の上層部こそ古い体質による効率の悪さを露呈している。目先の拝金主義に溺れ、次世代や次々世代のことなんか頭にないようだ。
金儲けがすべての企業は社会の面汚しでしかない。人を育て、世界環境に配慮し、社会に貢献してこそ優良企業と言えよう。
酷いことに接客業などは笑顔まで強制し、短時間酷使するため駆け足させていることもあるくらいだ。
まさに生き地獄だよな!
電子新聞の有料化は時代錯誤
つまらないデジタルニュースほど有料化されていることに驚いている。
金を出してまで読もうとは思わないガラクタ記事の羅列にうんざりしているところだ。
因みに戦前、戦中はほとんどの新聞社や出版社が酷い国策報道や国策出版物を乱発し、侵略戦争を美化して国威高揚を煽っていたようだ。
今時電子版ニュースを有料化するなんて本当にビックリ!
新聞社もネット世代が無料アプリを巧みに操ることをご存じのはず。電子版ニュースの有料化は紙新聞時代からの広告料収入を無視している。
ジャーナリズムの独立性とかは恥ずかしくて言えないだろう。記者クラブ制が政府や官僚、警察発表のまま報道していることは既に知れ渡っている。
今回の衆議院選挙ではマスメディアの多くが露骨にウルトラライト政党の優位を声高に叫び、ウルトラライト学者や評論家等をテレビに登場させ、我々大衆を誘導しているかのようだった。
視聴率やスポンサーの意向に右往左往し、政治家の圧力にもすぐ屈し、ジャーナリズム精神なんか微塵もないマスメディアの正体見たりだ!
新聞という媒体自体が既に終わっているのだろう!