欧米礼賛とアジア蔑視

 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE82I00J20120319
 日本では何かにつけて憧れなのかあるいは劣等感からなのか欧米礼賛の風潮が見られる。一方でアジアの一員である日本には理解しがたいアジア蔑視が根深く蔓延っている。
 最近特に目につくメディアによる中国バッシング、「パクリ」表現、市場としての中国観等々は大国中国の経済成長に嫉妬しているようにしかみえない。決して中国が民主的な国家とは思っていないが、日本の官僚支配や政財官の癒着はアジアの特色が十分ににじみ出ている。
 また韓国に対しても蔑視表現が目立つ。原発事故の隠蔽は批判してしかるべきだが、東電を筆頭に原発事故の隠蔽は日本の方が上手だともいえる。
 自由があるようでなく、批判を抑圧し、長いものには巻かれろ式の非民主主義社会の弊害が現代日本を危機に追い込んでいるようだ。
 バナナだけにはなりたくないね!