そこに生きているから生きる権利がある
人類は太古から流浪し続けてきたと考えられる。
ルーツがどうのこうのなんか証明できないだろう。きっとミトコンドリアDNAを遡っても不可能だろう。
そこに住んでいるからそこで生きる権利があるというものだろう。
排外主義者はその人たち自身がその地にいつから定住しているのか分かるのだろうか。証明できるのだろうか。
証明できたとしてもせいぜい数百年あるいは千年くらいだろう。その前は?まさか土から生まれたとでもいうつもりなのか。
排外主義者が排外主義者の敵になることにもなるだろう。
日本の場合、果たしてミトコンドリア・イブ(黒いイブといわれている)から分岐した最初のヤマトとは誰のことなのだろうか。(笑い)
差別とは均質化を求め異質を作り出す人間の欲望装置だと思う。差異、差延(哲学者デリダの作り出した言葉)のない人間なんか存在しないだろう。